クロッキーブックの彩雲

「君は泣くふりも素敵だ 姿のいいひとよ」

通りすがりの一瞬でも

よくある白シャツによくあるニットベスト、前と後ろの丈が違うタイプ
髪は片流し、バッグはうろ覚えだけど赤レザーのボックスっぽい肩掛けだったかな〜
スマホを見ながらしばし立ちつくし、またすぐどこかへ行ってしまった

よくあるものをよくあるように着てるだけなのに、なぜか大勢の中でピコーンと光って見える人というのがいて、この人もそういう人

スマホの色はイメージです

流行りとスタンダード

信号待ちの人
生成りっぽいざっくりニットに、カチッと感とちょっとした懐かしさもあるピンストライプパンツ、に黒ヒール
流行りのフェルトの女優帽、かぶってる人多いねえ〜〜どれもいいねえ〜〜
 
こういうマニッシュだったりダボッとしてたりなバランスのパンツ、つい見てしまう
ヒールでもぺたんこ靴でもスニーカーでもサマになる、このテのスタイルに弱い
このニットとか結構着倒してるっぽくて、それほど気張ってる風の格好でもなかったのだけど、パンツ丈の感じとか、素材のちぐはぐ感とか、なーんかやっぱりすんなり見過ごせん雰囲気やったなあ〜
ガルボハット?フロッピーハット?

耳の裏側

なが~い下りエスカレーターで、何段か先にいた人

一つ結びにして、出来たフサをクルッと結び目の中に入れこむようにしてねじる、いわゆる「くるりんぱ」スタイル(説明しにくいね)
その結び目に、深い紺色のベルベットのリボンが何重にも蝶結びになっている上品な髪飾り

高いウエスト位置でキュッと絞られ、ふわっと空気をはらむ柔らかな生地のシャツは、小柄でもバランスよく見える
ロールアップした紺のパンツのラインも絶妙で、レオパードのウェッジパンプスはほんのり秋らしい

ふと横を向いた時チラリと見えたピアスが、キャッチ側も大きめなパールになってて、抜かりない感じ

何気ない恰好なのになぜか目が留まった人の、細部にちょっとひねったところがあると、あー、なるほどね、とうっすら納得してしまう
こういうのって、細かいところのこだわりがトータルの雰囲気UPに影響してるから、目を引かれるんかもなあ…などと思ったりする

自分のバランスが分かってそうな人

かっこいいママさん

だいぶさぼってしまった…
先月はなーんか忙しかったのであった(いいわけ)


もう1ヶ月になるが、THE TOKYO ART BOOK FAIR 2015に行ってきた

tokyoartbookfair.com


オープニングイベントの休憩中、何がどうということもないけどクッと飲む姿が洒脱だったおねいさん
あっさりした黒の上下、足元は水色のソックスにベージュのショートブーツ…というか、足首まである紐パンプス(なんていうの?こういうの)
時々退屈したらしき息子さんがぴょこぴょこ席までやってくるのがかわいかった
(イベント中はパパが見ているらしき雰囲気)

質問コーナーでマイクが渡ると、バババーーーーっと流暢な英語でスイスからのスペシャルゲスト相手にやり取り、ところどころしか聞き取れないこちとらは面食らうばかりだったが、こうして話したい時に世界の人とすんなり話せるって、いいなあ…と憧れたのであった

ビールだったらまたカッコいいよね