クロッキーブックの彩雲

「君は泣くふりも素敵だ 姿のいいひとよ」

ぼくのカート

少し前の福岡空港、午前11時

搭乗時間まで一息つくかと、コーヒー屋に並んでふと見ると、金髪でくるっくる巻き毛の子どもが、思いっきりそんくりかえって某車キャラクターのカートを引いて歩いてきた

上下とも水色の服、両手をブンブン振り上げながら、鼓笛隊みたいに闊歩
輝くように明るい金髪の巻き毛がくるくるカールしまくっていて、顔は全く見えないが、ちかっぱ張り切っており、大好きなキャラクターのカートを1人で引いているのを自慢に思っているらしいのがよく分かる

とにかく小さくて3歳位に見えるが、実際はもうちょっと上かもしれない
カートの方が大きいくらいで、時々バランスを崩して左右に振れるカートにつられてヨロヨロ、巻き毛がくるくる
おもちゃかな?というくらいにかわいらしい

なんとなく、親御さんは…と周辺に目をやると、かなり離れたところにご両親と思しき外国人男女がいた(他には外国人が見当たらなかったので多分彼ら)
2人とも子どもの方はまるっきり気にかけていない様子で、ゆっくりのしのし空港のカーペットを踏みしめながら歩いて行く
いかにも子どもの好きにさせている風で、子どもも特段「パパー!ママー!見てーー!!」という風でもなく、とにかく今の自分の誇らしさを自分で実感!という感じ
親子の結びつき方が、日本とはまた違うなあ〜と感じた

towhead

こういう子どもの超明るい金髪、「towhead(トウヘッド)」と言うらしい
「tow」は麻くず、亜麻という意味、へぇ〜

空梅雨のノースリーブ

梅雨ってことを忘れてそうな天神の空の下、友達と楽しそうに歩く人

キリッとした濃紺のノースリーブ
チラッと見た前身頃は、なんかよく分からんけど生地の端のほつれ?みたいなのをたくさん並べたようなデザイン(でもこの絵ほどファサファサしてなかったかも…)
背中側は紺の織地が見え、小さなボタンで引っ掛けるタイプ
ややテロっとした生地のテーパードパンツ、ウェッジサンダル
三つ編みストラップのバッグは体の前側にピッタリ沿う薄いもの、大きめのタグにブランド名が見えたがわしにはよく分からなかった
ここからサッとスマホを取り出して眺めてみたり

この人は顔周りも秀逸で、髪を全て黒メッシュのベレーに入れ込み、耳元やうなじに散る後れ毛も上品
メイクは白い肌にティントっぽいキレイな発色のリップがよく映えていた

そして何といってもこのピアス
大ぶりパールから伸びたゴールドのフープが、ググッと大きな弧を描いて耳たぶを貫き、顔の横でゴールドのスティックが輝く
笑うたびに大胆なピアスが揺れて、笑顔がますます魅力的に見える仕組み

全体のバランスといい細かい小道具といい、女性らしさと無邪気さにあふれていて、かといって媚?みたいなものが一つもない、実にカッコいい人だった

キリッ

シースルーで見えるもの

ちょっと前の天神
とあるファッションビルのエスカレーターにて
インパクトのあるシースルーブラウスを見かけた

ベレー帽の裾から覗く、かなり明るいショートカット
大ぶりのピアスはシェルのプレート、耳たぶに乗っかってるようなデザイン
ウェッジソールの、ミュール…と言っていいかどうか、かかとがなくて履きの深い靴はどぎついほどのシェルピンクで、濃いデニムと好対照

このシースルーブラウス、全体に細かい絵柄が刺繍され、繊細な作りの襟はリボンで絞られ、袖口も裾もふわふわレースと、かなりドリーミー
なのに、全体的にはそれほどロマンあふれる感じでもなかったのは、パンチ効いてる足元とかとのバランスかな〜

こういう、えっそれいつどうやって着るんですか、みたいなのを自然に着こなしちゃう人、カッコいいね

キレのある着こなし

春先の「キレイめ」…

桜は咲いたがまだ肌寒い4月の頭、大阪
なんばから心斎橋に向かって歩いていた

紺のざっくりニットキャップ、重め
グレーのスウェット地の羽織モノの下にオックスフォードっぽい白シャツ
袖口からシャツがちらっと見える
濃いデニムのパンツは前側だけ段々に切り替えがしてある変わったつくり

オーサカの人は歩くの早い

小柄さや、首や手元の繊細な感じ、メンズライクなコーデの女子と思って見てたら、ちらっと向いた横顔がめっちゃ髭、普通に男子であった
気付いてみれば歩き方から何から男子そのもの、先入観とはおそろしい

女子ウケを狙った、線の細い「キレイめ」コーデ*1はキライとまでは言わずとも懐疑的なわしとしては、この人の「キレイめ」はかなりよろしきものに見えた

とはいえ…これが「キレイめ」かどうかは分からんけど…

*1:ふわくしゅパーマにボーダーカットソー、細身チノにシンプルスニーカー、眼鏡と時計にはこだわってます☆系

談笑のキャスケット

三寒四温の、温寄りの日、天神
店頭に出てきた店員さんと3〜4人でキャッキャ立ち話
同僚なのか友達なのか、店戻らんでいいの?ってくらい話し込んでたうちの1人

シャリシャリ素材に見えるカーキのアウター、ウエストがきゅっと絞られてる
ラインストーンがあしらわれたチェーンの小さなバッグを軽やかに引っ掛けて、袖はクシャクシャまくり上げ
デニム素材がプリントされたショップバッグを2つも提げてたけど、本人はデニムではなく、紺のちょっと変わった布地のパンツで、この裾はベスト丈をキメるのが難しそう
足元はあっさりと黒フラットシューズ、金のパイピング

特に目を引くのは黒のキャスケットと、キラっキラの涙型大ぶりイヤリング
ゴツめアイテムとフェミニンアイテムが絶妙のバランス
マスクでもその中がめっちゃ笑ってるのが分かる、生き生きとした仕草の人

それにしてもようまあそんな、印籠みたいなバッグだけで街歩きしきるね…と荷物の多いわしはつくづく感心するのであった

スマホと財布しか入らんくない?