流行りとスタンダード
ヒールでもぺたんこ靴でもスニーカーでもサマになる、このテのスタイルに弱い
耳の裏側
なが~い下りエスカレーターで、何段か先にいた人
一つ結びにして、出来たフサをクルッと結び目の中に入れこむようにしてねじる、いわゆる「くるりんぱ」スタイル(説明しにくいね)
その結び目に、深い紺色のベルベットのリボンが何重にも蝶結びになっている上品な髪飾り
高いウエスト位置でキュッと絞られ、ふわっと空気をはらむ柔らかな生地のシャツは、小柄でもバランスよく見える
ロールアップした紺のパンツのラインも絶妙で、レオパードのウェッジパンプスはほんのり秋らしい
ふと横を向いた時チラリと見えたピアスが、キャッチ側も大きめなパールになってて、抜かりない感じ
何気ない恰好なのになぜか目が留まった人の、細部にちょっとひねったところがあると、あー、なるほどね、とうっすら納得してしまう
こういうのって、細かいところのこだわりがトータルの雰囲気UPに影響してるから、目を引かれるんかもなあ…などと思ったりする
かっこいいママさん
だいぶさぼってしまった…
先月はなーんか忙しかったのであった(いいわけ)
で
もう1ヶ月になるが、THE TOKYO ART BOOK FAIR 2015に行ってきた
オープニングイベントの休憩中、何がどうということもないけどクッと飲む姿が洒脱だったおねいさん
あっさりした黒の上下、足元は水色のソックスにベージュのショートブーツ…というか、足首まである紐パンプス(なんていうの?こういうの)
時々退屈したらしき息子さんがぴょこぴょこ席までやってくるのがかわいかった
(イベント中はパパが見ているらしき雰囲気)
質問コーナーでマイクが渡ると、バババーーーーっと流暢な英語でスイスからのスペシャルゲスト相手にやり取り、ところどころしか聞き取れないこちとらは面食らうばかりだったが、こうして話したい時に世界の人とすんなり話せるって、いいなあ…と憧れたのであった
11:50 博多駅周辺
楽しそうに歩く人
福岡でもそろそろ夏の格好では肌寒い
例年なら放生会(筥崎宮の秋のお祭り、9月中旬)が過ぎてようやく暑さがほぐれてくるだけに、今年はちょっと調子が狂う
前を行く人の足元、おおもうブーツかいな…と目を留める
ベルトが揺れる大ぶりのウェッジソールブーツに激細のスキニー
ハットから伸びるキリッとショートカットの襟足、そこに映えるターコイズブルーの大ぶりピアス
絶妙なサイズ感のトップスと、手首には繊細なゴールドのブレス
そしてこの人はまるでダンスするような弾むステップで歩いていた
デカいバッグをポンポン跳ね上げながら、前方や左右をキョロキョロ眺め、ただ歩いているだけなのにめちゃくちゃ楽しそう
よほどいいことでもあったのか、はたまたいつもこんな風情で歩く人なのか
見ているこっちまでちょっと楽しくなる人だった